1947-10-15 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第28号
○木下委員 そうすると、自動車事業というものを各府縣で經營する場合には、地方長官というものが一つも關係がないわけですね、先ほど郷野局長は自動車事務所のことをたいへん效能があるように言われた。また地方鐵道局長のことも、行政區畫にとらわれずにこれをやると言うが、これはたいへんな間違いである。
○木下委員 そうすると、自動車事業というものを各府縣で經營する場合には、地方長官というものが一つも關係がないわけですね、先ほど郷野局長は自動車事務所のことをたいへん效能があるように言われた。また地方鐵道局長のことも、行政區畫にとらわれずにこれをやると言うが、これはたいへんな間違いである。
○寺尾博君 重ねて今の點についてお伺いしたいのですが、その程度のことでは、ここに考えられておるところの種苗檢査の必要性がどこにあるのか、何ら大した效能がないのじやないかという感を私は頗る深くするのですが、これが我々に、成る程政府はこの時期において結構な實際的の價値のあるしつかりしたことをやつて下さるという、納得のできるような十分なる御説明を重ねてお願いいたします。
こういうような點から見ますと、今までの效能から見ても、これをただちに改廢することはどうか。またもしこれを政府が全部普通の官吏として、これに寝具その他の施設をいたしますならば、莫大の金を要することになりますで、今日の國の經濟上から見てもどうか。
效能ばかり竝べても效能は少しもない。國民の協力、國民の協力というてその效果はいつ出ますか。現在目の前にあるやみに對する對策を立てまして、國民の協力を得るななんという、そういうちやらんぽらんな考えをもつているとすれば、これは重大なる間違いである。新しいわが國の現在竝びに將來に對して、そういうなまぬるい考えを持つておるとするならば、私はまことに遺憾だと思う。